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AKB48のKアリーナ横浜3公演が開幕。68thシングル「好きish」を軸に全32曲、22期研究生4人がお披露目

AKB48が9月26日と27日、神奈川・Kアリーナ横浜でコンサート「Supported by ローソンチケット AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama」を開催した。8月にリリースされた68thシングル「好きish」にちなみ、ファンの声から生まれた3つのコンセプトで組まれた3公演。初日昼の「新曲『好きish』コンサート」では全32曲が披露され、新たに加入する第22期研究生4名のお披露目も行われた。

OSHI.編集部 · 2026/9/30

更新日:

「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama」のメインビジュアル

画像:AKB48公式サイトより · 画像の出典 ↗

2日間で3公演、コンセプトをすべて変えた

AKB48が9月26日、27日の2日間、神奈川・Kアリーナ横浜で「Supported by ローソンチケット AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama」を開催した。公式サイトによれば、26日は開場11:00・開演12:30の昼公演と、開場17:00・開演18:30の夜公演、27日は開場14:30・開演16:00の1公演という構成だ。 3公演はそれぞれコンセプトが異なる。26日昼は「新曲『好きish』コンサート」で、68thシングルの発売を記念して選抜メンバーを中心に据えた公演。26日夜は「全員『好きish』コンサート」で、メンバーそれぞれの魅力を見せるワンチーム公演。27日は「推しが『好きish』コンサート」で、推し席の応募数とメンバーのくじで進行が決まる参加型公演となっている。 出演メンバーは公式サイトに46名が掲出された。同じ会場で2日間、内容を作り分けるという設計そのものが今回の企画の骨格になっている。

初日昼公演は「LOVE修行」で始まり、ノンストップで14曲

音楽ナタリーのライブレポートによれば、26日昼公演は“星月花(せいげっか)”の愛称で親しまれる佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花の3名による「LOVE修行」で幕を開けた。 続いて小栗有以、倉野尾成美、山内瑞葵による「純愛のクレッシェンド」など、選抜メンバー16名によるユニット曲が4曲披露された。今年4月の「AKB48 春コンサート2026」で結成されたバンドユニット・スクールバッグ計画は、68thシングル収録の初のオリジナル曲「クッキーキス」を生演奏で届けている。 その後も「酸っぱすぎるレモネード」「渦の巻き方」「君のDoodle」と同シングルのカップリング曲が続いた。「君のDoodle」では、今作で初めて作詞を担当した卒業メンバー・向井地美音からのメッセージがスクリーンに流れた。オープニングから伊藤百花がセンターを務める最新曲「好きish」まで、14曲がノンストップで披露されている。

22期研究生4人が「ポニーテールとシュシュ」で初パフォーマンス

この日いちばんの新しい出来事は、第22期研究生のお披露目だった。大西ゆな、長谷川百々花、前田衣澄、山内利乃明の4名が22期研究生として紹介され、初パフォーマンスとして「ポニーテールとシュシュ」を披露した。 続くMCでは、総監督の倉野尾成美と八木愛月が見守るなか、4名がキャッチフレーズとともに自己紹介を行っている。長谷川百々花は以前Team8のメンバーとして活動しており、「20周年コンサートがきっかけでオーディションを受ける勇気が持てました。もう一度AKB48としてがんばります!」と語った。 山内利乃明は国内AKB48グループ最年少となる13歳で、「2012年生まれ、中学2年生の13歳です!」と挨拶。大西ゆなは憧れだという八木愛月について「普段はふわふわしているけど、センターを務められていて、ダンスもバチバチでカッコいいところに憧れていて尊敬しています!」と話した。絶対音感に自信があるという前田衣澄は「4歳からピアノとアルトサックスとソプラノサックスをやっています!」と得意な楽器を挙げている。

倉野尾成美「“好きish”から“大好き”になってもらえるように」

序盤14曲を終えたところで、総監督の倉野尾成美は「AKB48のことを“好きish”から“大好き”になってもらえるような公演にします!」と宣言した。 「好きish」というタイトルは、「好き」に「〜っぽい」を意味する接尾辞のishを付けた造語だ。倉野尾の言葉は、この曖昧さを引き受けたうえで、そこから先へ連れていくという意思表示になっている。今回のコンサートが「ファンの声から生まれた3つのコンセプト」で組まれていることとも、この姿勢はつながっている。 センターを務めた伊藤百花は「コールが大きくて嬉しすぎて口角がKアリーナを突き抜けました!!」と、会場の反応の大きさを表現した。中盤では「Baby! Baby! Baby!」「誰のことを一番 愛してる?」など雰囲気の異なる6曲が並び、メンバーの表現の幅を見せる構成が取られている。

68thシングル「好きish」がコンサートの中心にある

今回の3公演はすべて68thシングル「好きish」を軸にしている。同シングルは今年8月にリリースされ、SNSを中心に話題を集めた。センターは伊藤百花。 カップリングには「酸っぱすぎるレモネード」「渦の巻き方」「君のDoodle」「クッキーキス」が収録されており、昼公演ではこれらが立て続けに披露された。「クッキーキス」はバンドユニット・スクールバッグ計画にとって初のオリジナル曲にあたる。 「君のDoodle」の作詞は、卒業メンバーの向井地美音が担当した。AKB48の楽曲の作詞は長く秋元康が手がけてきたが、今作では卒業したメンバーが書き手として関わっている。会場でメッセージが流れる演出は、この曲の成り立ちを観客と共有するためのものだった。

Kアリーナ横浜という選択

会場となったKアリーナ横浜は、神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-14に位置する音楽専用アリーナ。AKB48が秋のコンサートをここで組んだことには、3公演を同一会場で連続開催できる規模と、音楽公演に特化した設計という二つの理由が読み取れる。 チケットは公式サイトの座席種一覧を見る限り、26日公演のロイヤルシート、アリーナ席、Photographer席、ロールバック席、着席指定席、車椅子席が完売表示になっている。27日の「推し席」「DD席(誰でも応援席)」はいずれも受付終了。一般発売は9月5日10:00からで、FC先行は6月5日に始まっていた。 約3か月にわたる段階的な販売スケジュールを組んだうえで、主要な座席種が完売した形になる。

Kアリーナ横浜に行くなら押さえておきたいこと

このコンサートは終了しているが、Kアリーナ横浜はアイドルのアリーナ公演が続く会場で、次の機会も遠くない。初めて行く人は、みなとみらい方面の帰りの導線が公演終了時刻に集中することを想定しておきたい。 AKB48側の次の動きについては、公式サイトのニュース欄と各種先行受付の日程を確認するのが確実だ。今回のように販売が3か月以上前から段階的に始まる公演では、一般発売まで待つと選べる座席種が限られる。 22期研究生の4名は今回が初パフォーマンスであり、今後は劇場公演での出演が積み重なっていくことになる。秋葉原のAKB48劇場に足を運べば、アリーナとは別の距離で同じメンバーを見ることができる。