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僕が見たかった青空「でっかい夢」が実写映画『つりこまち』の劇中主題歌に 吉本此那は柳乃莉役で出演、11月6日に和歌山先行公開

山崎夏軌原作の実写映画『つりこまち』の追加キャストが9月30日に発表され、僕が見たかった青空の吉本此那が主人公の親友・柳乃莉役で出演することが明らかになった。あわせて劇中主題歌が僕が見たかった青空の「でっかい夢」に決まったことも発表されている。公開は11月6日にロケ地の和歌山で先行、11月27日から全国で始まる。

OSHI.編集部 · 2026/10/1

更新日:

「MOVIE|僕が見たかった青空 劇中主題歌は「でっかい夢」。実写映画『つりこまち』/吉本此那が柳乃莉役で出演」と書かれたOSHI.の記事カード

OSHI.作成(キャスト・主題歌はコミックナタリーの発表記事より) · 画像の出典 ↗

劇中主題歌は「でっかい夢」、出演は柳乃莉役

9月30日、実写映画『つりこまち』の追加キャストと劇中主題歌が発表された。劇中主題歌を担当するのは僕が見たかった青空で、曲は「でっかい夢」。さらに同グループの吉本此那が、主人公の親友・柳乃莉(やなぎ のり)役でキャストに名を連ねている。 楽曲提供とメンバーの出演が同じ作品で重なる形だ。僕が見たかった青空の公式サイトにも同日、「映画『つりこまち』に吉本此那が出演いたします」という告知が掲載された。 グループが主題歌を担当する映画に、そのグループのメンバーが役者として出るという組み合わせは、アイドルの映像仕事としては一段強い関わり方になる。曲の宣伝としてだけでなく、作品の側にも名前が残る。

『つりこまち』はどういう話なのか

原作は山崎夏軌の漫画『つりこまち』で、ヤングガンガンコミックス(スクウェア・エニックス刊)から刊行されている。 物語は、かつて「天才釣り少女」と呼ばれながら、ある事故をきっかけに夢を封印した女子高生・館山真理萌が主人公。情熱的な少女・テトラとの出会いを通して、再び釣りで金メダルを取ることを目指す青春ストーリーだ。 釣りを競技として描き、その先にオリンピックという目標を置く構成になっている。題材としては珍しく、映画の企画・脚本・プロデューサーを務める松田和亜紀も、釣りの魅力や迫力をどこまでリアルに映像化できるかが「大きな課題であり、同時に大きな挑戦でもあった」と述べている。

キャストはアイドル出身者が並んだ

発表されたキャスト構成を見ると、アイドルのフィールドから来た顔が並んでいる。 主人公・館山真理萌役は私立恵比寿中学の仲村悠菜。真理萌の親友・柳乃莉役が僕が見たかった青空の吉本此那。ライバルの長江美久利役は和楽器ヘビメタバンド・KAGURAMUSOUの暁月ななみ。テトラ・カーディナル役は元でんぱ組.incの鹿目凛。有手瑠奈役は虹のコンキスタドールの石浜芽衣が演じる。 主要な若手キャストがほぼアイドル/音楽活動の出身者で構成されている作品だ。そのうえで、釣りマガジンの編集者役に渡辺いっけい、近所の豆腐屋店主役に板尾創路、真理萌の母親役に篠田麻里子、孫娘を温かく見守る祖母役に榊原郁恵が入る。共同脚本・監督は広部俊明、企画・脚本・プロデューサーは松田和亜紀。配給はレッドビーンズ・ピクチャーズ、配給協力はLUDIQUEとなっている。

吉本此那は「初めて釣りに挑戦した」

吉本此那は発表に際してコメントを出している。撮影を終えて感じたのは「『釣り』を通して夢に向かって挑戦するみんなの姿が本当にまっすぐで素敵だということ」で、「実際にその世界の中で乃莉として過ごしたことで、より『つりこまち』という作品が大好きになりました」と話した。 役については「乃莉は明るくて友達思いで、真理萌のことを一番近くで支えている存在です。撮影では乃莉の明るさや優しさはもちろん、幼馴染だからこその真理萌との距離感を大切にしながら演じました」と説明している。 また本人も初めて釣りに挑戦したという。「想像以上に難しくて苦戦しましたが、スタッフの皆さんが一から優しく教えてくださり、撮影をしながら新しいことをたくさん学べたのも嬉しかったです」。役作りのために新しい技能を身につけたという意味で、グループの活動とは別の経験値が積まれた現場になっている。

ほかの出演者のコメントにも、競技としての釣りが出てくる

長江美久利を演じた暁月ななみは、海に囲まれた地域で育ち、幼い頃から釣りや魚が身近だったと明かしている。プロのアングラーを演じるにあたり「竿の持ち方から投げ方まで、作品に合わせてさまざまなご指導をいただきました」とし、「釣りの奥深さはもちろん、自然と向き合うことの大切さや、自然への敬意についても学ぶことができました」と語った。 テトラ・カーディナル役の鹿目凛は「釣りはあまり経験してこなかったので、釣竿の使い方、作法やフォームをたくさん練習して挑みました。それがすごく楽しくて、今では趣味で父と釣りに行くようになりました」と話している。撮影で始めたことが私生活の趣味になった、という具体的な変化だ。 有手瑠奈役の石浜芽衣は「一度諦めかけた夢をもう一度追いかけることの尊さや、夢に向かって一生懸命になることの素晴らしさを、撮影を通してたくさん学び、自分自身とも重ねながら、改めて夢に向かって頑張ることの大切さを感じました」とコメントした。

撮影は自然が相手だった

監督の広部俊明は、監督を引き受けるうえで原作を何度も読み、「この素晴らしい作品の作者の意図を映像で伝えるために工夫してきたつもりです」と述べている。作品の構図については「釣りというほとんどの人が知っているスポーツをオリンピックという夢の世界へつなげる物語」と説明した。 プロデューサーの松田和亜紀のコメントからは、撮影の実情が読める。「撮影では、天候をはじめ、私たちの都合通りにはならない“自然”を相手にする難しさもあり、撮影を終えるその瞬間まで気の抜けない日々が続きました」。それでも地元の協力を得ながら乗り越えたとしている。 暁月のコメントにも「スタッフの皆さんが実際に川の中に入ったり、海辺で突風が吹き荒れる中や足元の悪い場所で撮影したりと、決して簡単ではない現場もたくさんありました」という記述がある。スタジオではなくロケーションで作られた作品だということが、複数の証言から一致して出てくる。

公開日は2段階、まず和歌山から

公開スケジュールは2段階になっている。まず11月6日にロケ地である和歌山で先行公開され、11月27日から東京・池袋HUMAXシネマズ、kino cinéma新宿ほか全国で上映される。 ロケ地先行公開という形式は、地域の協力を得て撮った作品でしばしば取られる。和歌山で見るか、全国公開を待つかで、およそ3週間の差が出ることになる。 僕が見たかった青空のファンにとっては、「でっかい夢」が劇中でどう使われるかが焦点になる。主題歌の配信や音源化の形式については、発表の時点では劇中主題歌としての決定のみが告知されている。リリース形態に関する情報が出るとすれば、グループの公式サイトとSNSが先になる。

確認しておきたいこと

いま確定しているのは、劇中主題歌が僕が見たかった青空の「でっかい夢」であること、吉本此那が柳乃莉役で出演すること、公開が11月6日(和歌山先行)と11月27日(全国)であること。この3点だ。 上映館は全国公開時に増える可能性があるため、遠方の人は自分の地域の劇場が入るかどうかを、公開が近づいた時点で確認するのが確実だ。現時点で名前が出ているのは池袋HUMAXシネマズとkino cinéma新宿。 楽曲「でっかい夢」の配信日や収録先については、まだ発表されていない。ここを推測で埋めることはしない。僕が見たかった青空の公式サイトには9月30日付で映画出演の告知が出ているので、続報もそこから出ると見ておくのが自然だ。