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フルコース・阿部菜々実が12月末で卒業、芸能活動からも引退へ。残る出演はツアー5公演と卒業公演
フルコースは9月18日、公式サイトで阿部菜々実の卒業を発表した。2026年12月末までの活動をもってグループを離れ、卒業後は20年以上続けてきた芸能の世界からも退く。体調不良で活動を休止していた本人は、医師と相談のうえ、残りの活動を1st Live Tour「Bon Voyage」の全公演ライブのみに絞る。その初日にあたる宮城公演は本日9月26日だ。
OSHI.編集部 · 2026/9/26
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画像:OSHI.編集部作成 · 画像の出典 ↗
9月18日、公式サイトでの発表
フルコースは2026年9月18日、公式サイトに「阿部菜々実の活動に関するご報告」と題した文章を掲載した。 発表文はこう記している。「フルコースメンバーの阿部菜々実に関しまして、協議の上2026年12⽉末までの活動をもって、フルコースから卒業することとなりました」。あわせて「ファンの皆様、ご関係者の皆様には突然のお知らせとなり⼤変恐縮でございますが、卒業までの期間、引き続きあたたかい応援のほどよろしくお願い申し上げます」と添えられている。 同日、グループ公式Xアカウントからも同じ報告が投稿され、阿部菜々実本人も自身のXアカウントで卒業を報告した。 「協議の上」という書き方は、一方的な通告ではなく運営と本人の話し合いを経た決定であることを示している。発表から12月末までは3か月以上あり、卒業までの時間は確保されている形だ。
本人コメント――「納得できない状態で続けることはしたくなく」
発表文には阿部菜々実本人のコメントが全文掲載されている。 冒頭で彼女は「突然の発表になってしまい、ごめんなさい。そしてしばらくお休みをしてしまい、ご心配をおかけして本当に申し訳ありません」と、活動を休止していたことに触れている。 決断の理由については、次のように書かれている。「心身の不調が続き、これからの人生について考える中で、今の自分がアイドルとしてできることは何か改めて向き合うようになり、大好きで、誇りを持ってやってきたお仕事だからこそ、自分自身が納得できない状態で続けることはしたくなく、たくさん悩んでこの決断をしました」。 続く段落で、彼女はこれまでの歩みを振り返る。「物心ついた時からアイドルを目指し、長い期間アイドルとして生きてきた中で、色んな葛藤や悩みを抱えながらも、ここまで続けてこれたのは、いつも応援してくれるファンの皆さん、支えてくれる周りの方々のおかげです」。 短い文章のなかに、休止の事実、決断の過程、そして感謝が順に置かれている。体調の詳細については触れられておらず、本稿でもそれ以上には踏み込まない。
デビューは今年2月末。7か月あまりでの卒業
注目すべきは、フルコースというグループ自体が新しいという点だ。 本人コメントには「今年2月末にフルコースとしてデビューしてここまで短い期間でしたが、とても充実した毎日で⾊々な経験をさせていただき、自分自身が、アイドルをやり切ったと思う事ができています」とある。 つまり2026年2月末のデビューから、12月末の卒業まで約10か月。グループの1年目が終わる前に、メンバーが一人抜けることになる。 それでもコメントの語調は後ろ向きではない。「かけがえのない最高のメンバー、ファンの皆さんに出会えた事が心から幸せで、フルコースに入る決断をして本当によかったです」と結ばれている。 短い在籍期間でも「やり切った」と書けるかどうかは、活動の密度によって変わる。デビューから駆け抜けた10か月が、彼女にとってはそういう時間だったということだろう。
卒業後は芸能活動から離れる――20年以上のキャリアに区切り
この発表のなかで最も重い一文は、進路に関する部分だ。 「卒業後は20年以上続けてきた芸能の世界から離れて、ゆっくり新たな人生を始めたいと思っています」 グループからの卒業ではなく、芸能活動そのものからの引退である。しかも「20年以上」という期間が明記されている。物心ついた時からアイドルを目指していたという先の記述と合わせると、人生の大半を芸能の仕事に費やしてきたことになる。 アイドルの卒業発表では、卒業後の進路が伏せられることも、別の芸能活動への移行が示されることも多い。今回のように、はっきりと業界から離れると書かれるケースは決して多くない。 「ゆっくり新たな人生を始めたい」という言い方には、急がないという意思が含まれている。体調と向き合ったうえでの結論として読むべき一文だろう。
残る出演はツアー5公演。初日は本日9月26日の宮城
公式発表には、12月末までの出演予定が具体的に列挙されている。「医師と相談の上、今後の活動はツアー全公演ライブのみ参加させていただく予定です」という但し書きが付いている。 【フルコース 1st Live Tour「Bon Voyage」】での出演は以下のとおり。 2026年9月26日(土)宮城公演/両部ライブのみ出演 2026年10月4日(日)大阪公演/両部ライブのみ出演 2026年10月18日(日)福岡公演/両部ライブのみ出演 2026年10月24日(土)愛知公演/両部ライブのみ出演 2026年11月17日(火)東京公演/ライブのみ出演 「ライブのみ」という条件が全公演に付いている。つまり特典会には参加しない。会いに行くのではなく、ステージを見に行く形になる。 初日の宮城公演は本日だ。大阪、福岡、愛知、東京と続く5公演が、彼女がステージに立つ機会のほぼすべてになる。
卒業公演は12月に予定
ツアー5公演に加えて、卒業公演が予定されている。 公式発表には「12月に卒業公演を開催できるようスタッフさんが動いてくださっています。詳細については、決まり次第改めてお知らせさせてください」と書かれている。また文末にも「※12月中に卒業公演の実施を予定しております。こちらの詳細につきましては後日発表させていただきます」と重ねて記されている。 「開催できるよう動いてくださっています」という表現は、まだ確定していないことを正直に示している。会場や日程が固まっていない段階での発表だ。 行きたい人にとっては、12月の予定を空けておくかどうかの判断になる。詳細は公式サイトと公式Xで告知されるので、通知をオンにしておくのが確実だろう。 なお彼女自身はコメントの最後をこう締めている。「皆さんの前でステージに立てる機会は残りわずかですが、1回1回、一瞬一瞬に、今まで出会ってくれた全ての方への感謝を込めて、自分にできる全力のパフォーマンスを届けさせていただきます」。
見に行くなら、どう動くか
残る機会は限られている。整理しておく。 最短は本日9月26日の宮城公演。両部ともライブのみの出演で、特典会には参加しない。次が10月4日の大阪、10月18日の福岡、10月24日の愛知、11月17日の東京。ツアーなので、自分の生活圏に近い公演を選べばいい。 福岡・愛知・大阪は遠征になる人が多いだろう。日曜開催の大阪と福岡は日帰りが組みやすく、土曜の愛知と宮城は前泊・後泊の選択肢が取りやすい。11月17日の東京公演は火曜の平日なので、仕事の調整が必要になる。 チケットの受付状況は公演ごとに異なる。公式サイトのライブ情報を確認し、売り切れている公演があれば早めに次の候補へ切り替えたい。 特典会がないぶん、当日の動き方はシンプルだ。開演時刻に間に合うように入り、ステージを見て帰る。それだけで完結する。12月の卒業公演の続報を待ちながら、まずは目の前のツアーを押さえておきたい。