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ライブハウスのロッカーは全員分ない|渋谷の主要6会場の実数と、荷物の減らし方

アイドルの現場で意外と詰むのが荷物だ。ライブハウスのコインロッカーは、収容人数に対して明らかに数が少ない。渋谷の主要6会場について、公式サイトが公表しているロッカーの数と内寸を並べ、当日どこに何を預けるべきかを整理する。

OSHI.編集部 · 2026/10/21

更新日:

ライブハウスのロッカー数がキャパシティに対して少ないことを示したOSHI.の持ち物ガイドカード

OSHI.作成(各会場の公式サイトの掲載情報をもとにしたカード) · 画像の出典 ↗

「会場に着いてから預ければいい」が通用しない

遠征でも日帰りでも、ライブハウスに行くときの荷物の扱いは後回しにされがちだ。会場にコインロッカーがあることは知っているので、着いてから入れればいいと考える。 ところが実際には、ロッカーの数は収容人数に対してかなり少ない。開場直後に埋まることも珍しくなく、埋まった場合の代替手段は会場側から提示されない。 各会場の公式サイトには、ロッカーの数が明記されている。数字を知っておくと、「会場で預けられるか」を当日の運に任せずに済む。

渋谷の主要6会場のロッカー数

各会場の公式サイトに掲載されている数を並べる。 Spotify O-EASTは、フロアガイドに828、レンタルの項に2022年時点で792という数字がある。Spotify O-WESTは90で、内訳は1階に36、2階に54。Spotify O-nestは90、Spotify O-Crestは72。WWWは105、WWW Xは210。 つまり渋谷の主要会場でも、O-EASTを除けば70〜210の範囲に収まる。数百人規模の会場で、ロッカーは3桁に届かないことがあるということだ。

キャパとの比率で見ると、足りなさがはっきりする

収容人数と並べると、不足の度合いがわかる。公式サイトによれば、O-EASTはスタンディング1,300人・着席565人、O-WESTは2階席を含めて最大600人、O-nestは最大250人、O-Crestは最大250人。WWWとWWW Xはキャパが公表されていない。 計算すると、O-WESTは600人に対してロッカー90で、比率にして約15%。O-nestは250人に対して90で36%、O-Crestは250人に対して72で約29%。満員の公演では、来場者の3人に2人はロッカーを使えない計算になる。 一方のO-EASTは1,300人に対して792〜828と、比率で見れば6割前後。それでも全員分ではない。「大きい会場だから大丈夫」という考え方は成り立たない。

内寸は31.8×23.7×45.3cm。何が入って何が入らないか

サイズも確認しておきたい。WWWとWWW Xの公式サイトには、ロッカーの内寸が31.8cm×23.7cm×45.3cmと明記されている。 このサイズなら、A4のトートバッグ、薄手のコート、折りたたみ傘、ペンライトの数本は収まる。一方で、機内持ち込みサイズのキャリーケースは入らない。リュックも、容量の大きいものだと厳しい。 他の会場は内寸を公表していないが、ライブハウスのコインロッカーはおおむね同程度と考えておくほうが安全だ。「入らなかったらどうするか」を決めずに大きな荷物で会場に向かうのは避けたい。

料金は1回400円。公表していない会場もある

料金についても会場によって扱いが違う。WWWとWWW Xは、公式サイトに1つ400円と明記されている。 一方、Spotify O-EAST、O-WEST、O-nest、O-Crestの各公式サイトには、ロッカーの数は掲載されているが料金の記載がない。現地で確認することになる。 小銭の用意は必要だ。ドリンク代(多くの会場で入場時に別途必要)とロッカー代を合わせると、チケット代とは別に1,000円前後は見ておきたい。電子マネーが使えるとは限らないので、現金を持っていくこと。

キャリーケースは会場まで持っていかない

遠征の場合、いちばん確実なのは会場に大きな荷物を持ち込まないことだ。 方法は3つある。1つめは駅のコインロッカーに預ける。渋谷駅は規模が大きく、ロッカーの数も会場より多い。2つめは宿に先にチェックインするか、荷物だけ預かってもらう。チェックイン前でも荷物を預かる宿は多い。3つめは手荷物預かりサービスを使う。 いずれも会場に着く前に済ませる必要がある。開場時刻の直前に駅のロッカーを探し始めると、そこで時間を使い切る。到着時刻を逆算して、荷物を手放す場所と時間を先に決めておきたい。

そもそも持っていくものを減らす

当日の荷物自体を減らせば、ロッカー問題の大半は消える。 スタンディングの公演で手元に必要なものは限られている。チケット(電子チケットならスマートフォン)、現金、モバイルバッテリー、タオル、飲み物くらいだ。これらは小さめのショルダーバッグに収まる。 上着は、季節によっては腰に巻くか、ロッカーに入れる。公式サイトは貴重品をロッカーに入れるよう案内しており、WWWの公式サイトには盗難・負傷などについて会場は責任を負わないという記載がある。財布とスマートフォンだけは身につけておくのが基本になる。

行く前に確認する3点

まとめると、会場に行く前に確認したいのは3つ。 1つめは、その会場のロッカーの数。公式サイトのABOUTページやフロアガイドに掲載されている。2つめは、自分の荷物がロッカーに入るサイズかどうか。内寸の目安は31.8×23.7×45.3cm。3つめは、入らない場合にどこへ預けるか。駅のロッカーか、宿か、預かりサービスか。 ロッカーの数や料金、利用方法は改装などで変わることがある。最終的には各会場の公式サイトと、当日の公演の主催者による告知を確認してほしい。荷物をどう処理するかは、開演前の30分の過ごし方をそのまま左右する。