新曲 / OSHI. ORIGINAL
METALVERSE「OMIKUJI」配信開始。高速ラップとバンドサウンド、ライブMVから広がる現在地
運勢に自分の行き先を預けず、前へ進む。その姿勢を打ち出すMETALVERSEの「OMIKUJI」が、9月18日に配信された。同時に公開されたのは、5月の単独公演で収録したライブMV。翌19日のワンマンでは数量限定CDの特別先行販売も行われる。新曲の特徴、MIKO・SAKIA・COCONAのプロジェクト、秋の映像作品まで、いま知っておきたい点を整理する。
OSHI.編集部 · 2026/9/18
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METALVERSE「OMIKUJI」公式ジャケット · 画像の出典 ↗
ドラムンベースとヘヴィな音に、高速ラップを重ねる
「OMIKUJI」は、ライブですでに披露されてきた楽曲が配信音源として届くリリースだ。公式が特徴として挙げるのは、ドラムンベースのビート、ヘヴィなバンドサウンド、そしてMIKOの高速ラップを交えたボーカル。曲名から連想するおみくじの静かなイメージとは、かなり違う組み合わせを提示している。 歌詞の軸にあるのは、与えられた運勢をそのまま受け入れるのではなく、自分の力で進もうとする姿勢。吉凶を扱う題材を使いながら、結論を外側の判断に任せない。タイトルとメッセージの間にあるこの距離が、曲を知る手がかりになる。 制作クレジットはWritten by TAKEMETAL/MK-METAL、Produced by KOBAMETAL。配信開始によって、ライブで曲を知っていた人が普段の再生環境で聴き返せるようになり、初めて触れる人にも一曲単位の入口ができた。まず音の構成と曲のテーマを分けて捉えると、情報量の多い楽曲にも入りやすい。
ライブMVは、9月の新公演ではなく5月の記録
同日公開されたライブMVは、5月9日にSpotify O-EASTで行われた「METALVERSE #3 - GARDEN OF EDEN」の映像。9月18日に新しく撮影された公演や、翌日のワンマンを先に公開したものではない。作品が公開された日と、ステージが行われた日を分けておきたい。 ライブ映像を音源と同じタイミングで見られると、楽曲の構造だけでなく、ステージ上でどう届ける作品なのかも把握できる。録音された一曲を聴く体験と、観客のいる空間でのパフォーマンスを見る体験が、同じリリースに用意された形だ。 この5月公演は、11月4日発売予定のBlu-ray「GARDEN OF EDEN」にもつながる。収録予定は「Welcome to the METALVERSE」「Crazy J」「Si Si」「Get Down」「Qn」「GIZA」「OMIKUJI」「Endless World」「Naked Princess」「KIRA☆」「Shoot Shoot Shoot」の11曲。「OMIKUJI」は、その公演全体を知る前に触れられる一曲でもある。 5月公演の演奏には、METALVERSE VΛND PROJECTとしてHAL-CA(ギター)、Li-sa-X(ギター)、ユニカインパクト(ベース)、ふわわ(ドラム)が参加した。ボーカルだけでなく、二本のギターとリズム隊にも目を向けると、楽曲を支える編成まで知ることができる。
MIKO、SAKIA、COCONAによるMETALVERSE
アミューズの公式プロフィールに掲載されているメンバーはMIKO、SAKIA、COCONA。公式サイトはMETALVERSEをマルチバースプロジェクトと表現している。ジャンルの呼び名だけで整理するより、楽曲、ライブ、映像といった実際の作品を並べて見るほうが、その活動を捉えやすい。 「OMIKUJI」ではMIKOのボーカルが楽曲紹介の中心に置かれる一方、プロジェクトのステージは複数のメンバーと演奏を含む形で提示される。歌だけを聴くときと、ライブMVで全体を見るときで、注目する対象が変わる余地がある。 9月17日の新曲告知は、18日の確認時点で269リポスト、920いいね、約3.4万表示。配信開始後の固定投稿にも反応が集まっている。投稿ごとに経過時間は違うため単純な順位付けはできないが、発売前の告知から実際の作品公開へ、ファンが追える情報が続いていることは確認できる。
9月19日の限定CDは、チケットを持つ来場者向け
翌9月19日、Spotify O-EASTの「METALVERSE #4 - RE:VERSE」では、「OMIKUJI」の数量限定生産CDを1,300円(税込)で特別先行販売する。利用できるのは当日の公演チケットを持つ人で、CDを買うためだけに誰でも売り場へ入れる案内ではない。公演自体は公式YouTubeの最新案内でSOLD OUTとされている。 販売予定は先行13時30分〜17時、開場中17時30分〜18時30分と終演後。購入は1会計3点までで、売り場内での並び直しは禁止。時間や場所は当日の状況で変更される場合がある。 CD購入者には、全3種の「OMIKUJIカード」をランダムで1枚付ける先着特典もある。特別仕様には全員の直筆サイン、メンバー1人の直筆サイン、直筆イラストが用意されるが、すべての購入者に特別仕様が当たるわけではない。絵柄は選べず、特典もなくなり次第終了。音楽を聴くための配信と、会場で手にする限定商品は、目的を分けて考えたい。
一曲の配信から、公演全体と秋の展開へ
11月4日のBlu-rayは、通常盤が7,700円(税込)。MEMBERSHIP限定盤は11,000円(税込)で、ポスター、トレーディングカード、スペシャルコンテンツを加える構成だ。限定盤の受注は9月30日23時59分までだが、コンビニ・オンライン決済の前払いは9月23日23時59分までと、支払い方法で締切が分かれる。 さらに公式YouTubeの案内では、11月6日公開の映画「GROTESQQQUE-グロテスク-」のオープニングテーマを「Shoot Shoot Shoot」が担当することも紹介されている。Blu-rayの最後に並ぶ曲が別の作品へつながることで、単独公演から音楽を知る人と、映画から入る人の両方に接点が生まれる。 今回の「OMIKUJI」は、その先の予定を知るための告知だけではない。すでにライブで形になっていた一曲が、音源と映像で繰り返し触れられる作品として届いた。まずはこの一曲のビート、声、ステージの見せ方を受け取り、気になった部分から公演全体へ広げていけるリリースだ。