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新宿LOFT ガイド:歌舞伎町の地下、ライブフロアは500〜550人。50年目の箱の構造とフード・ドリンクまで

新宿LOFTは東京都新宿区歌舞伎町1-12-9 タテハナビルB2にあるライブハウス。ライブフロアの収容は500〜550人で、ステージは約41平米。別にBAR FLOOR「BAR THE LOFT」が100〜150人規模で併設されている。1976年10月1日に開店し、1999年4月1日に現在の歌舞伎町へ移転、2026年で50周年を迎えた。アイドルの対バンからワンマンまで幅広く使われる箱で、フードとドリンクのメニューが充実しているのが実務上の強みである。

OSHI.編集部 · 2026/9/28

更新日:

新宿LOFTの収容人数と構造をまとめたOSHI.の会場ガイドカード

OSHI.制作 · 画像の出典 ↗

どこにあるのか。住所は歌舞伎町のビルの地下2階

所在地は〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-12-9 タテハナビルB2。電話番号は03-5272-0382。公式サイトのACCESSページに記載されているのはこの住所とGoogleマップへのリンクで、最寄り駅からの徒歩分数や出口の指定は掲載されていない。 したがって初めて行く場合は、住所かGoogleマップのリンクで位置を確認してから向かうのが確実である。歌舞伎町は区画が入り組んでおり、似た名前のビルや看板が多い。駅の出口を間違えると遠回りになりやすいエリアなので、地上に出る前に地図を開いておくことをすすめる。 ビルの地下2階という構造も覚えておきたい。階段を降りる必要があるため、大きな荷物を持っている場合は動線が制限される。

ライブフロアは500〜550人。ステージは約41平米

公式サイトのフロアガイドに記載されている数値は具体的だ。LIVE FLOORの収容人員数は500〜550人で、面積は90坪。ステージサイズは約41平米(約12.4坪)である。 500人規模というのは、地下アイドルのシーンでは明確な段階を示す数字だ。対バンのメイン級、あるいはワンマンの目標としてよく挙がる。ここを埋められるかどうかが一つの線になる。 ステージが約41平米というのは、幅と奥行の両方がたっぷり取れているという意味ではない。90坪のフロアに対して12.4坪のステージなので、客席の面積のほうが圧倒的に大きい。大人数のグループが乗ると横に詰まる構造で、フォーメーションよりも一人ひとりの距離感が効く箱である。

BAR FLOOR「BAR THE LOFT」が併設されている

新宿LOFTにはライブフロアとは別に、BAR FLOOR「BAR THE LOFT」がある。収容人員数は100〜150人、ステージサイズは約11平米(約3.3坪)。 公式サイトはこのスペースを「ウェイティングとリラクゼーションを兼ねたパブスタイルのコミュニケーションスペース(約100人収容)」と説明し、「COMMUNICATION」という名前を与えている。ジャンルにこだわらないノーチャージライブやDJプレイのほか、ファッションショーやヘアカットショーといった催しにも開かれているとされる。 実務的に重要なのは、ここがライブ前後の待機場所として機能しうるという点だ。開場前に外で待つ以外の選択肢があるかどうかは公演の運用次第だが、構造としてそういうスペースが存在している。施設全体は160坪の空間として説明されている。

1976年開店、1999年に歌舞伎町へ。2026年で50周年

新宿LOFTが開店したのは1976年10月1日。現在の歌舞伎町の住所に移転したのは1999年4月1日である。2026年で50周年を迎えた。 公式サイトはこの移転を「世紀末の4月、離陸を開始しました」と書いている。掲げているテーマはROCKIN’ COMMUNICATIONで、「ロックを愛するすべての世代が共有できる新たな空間」を目指すとしている。 50年という歴史は、アイドルの現場として通う人には直接関係のない情報に見えるかもしれない。ただ、この箱が日本のライブハウス文化の中で持っている位置は、ブッキングされるイベントの幅に反映されている。アイドルの対バン、バンドのライブ、トークイベントが同じフロアで回っている。

フードが充実している。再入場できない公演では効く

この会場の実用的な強みがここだ。公式サイトにフードメニューが掲載されており、価格まで公開されている。 オムライス500円、焼きカレー750円、本気油そば750円、豚トロ丼(タレ・塩)750円、台湾風焼きそば750円、クリームチーズのラー油漬け450円、からあげ500円、フライドポテト400円、ハムカツ400円、牛肉コロッケ300円、フィッシュアンドチップス500円。 ライブハウスの公演では「再入場禁止」「飲食物の持ち込み禁止」が設定されることが多い。開場から終演後の特典会まで数時間を会場内で過ごすことになるため、中で食事が取れるかどうかは体力の問題に直結する。新宿LOFTはこの点で選択肢が多い。ただしフードの提供が公演中もおこなわれるかは、公演ごとの運用による。

ドリンク代の目安

ドリンクメニューも公開されている。ザ・プレミアムモルツ(生)600円、オリオンビール(缶)600円、ギネス(缶)700円、コロナ(瓶)700円。ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ・ウイスキー類はおおむね600円で、ワイルドターキーが700円。 ソフトドリンクは400円、ノンアルコールビール(サントリーオールフリー)が400円、レッドブルはレギュラー/シュガーフリーが700円、アルコール割りが900円。ホッピーは中200円・外400円。焼酎は500〜600円、日本酒(浦霞・辛口)600円、ワインはグラス600円・ハーフボトル1800円。 ライブハウスのドリンク代は600円前後で設定されることが多く、新宿LOFTのソフトドリンク400円という価格は安い部類に入る。お酒を飲まない人にとっては負担が軽い。

コインロッカーについては公式に記載がない

正直に書いておくと、公式サイトのフロアガイド・ACCESS・ABOUTのいずれにも、来場者向けコインロッカーやクロークについての記載は見当たらなかった。あるともないとも書かれていない。 したがって、大きな荷物を持って行く場合は、新宿駅や西武新宿駅周辺のコインロッカーを使うことを前提に動いたほうが安全である。歌舞伎町は駅からの距離が近いエリアなので、駅で預けてから歩くという選択が取りやすい。 遠征でキャリーケースを持ってくる場合はとくに、会場に直接持ち込めると期待しないほうがいい。地下2階という構造も含めて、荷物は先に処理しておくのが現実的である。公演によっては主催者側が案内を出すこともあるので、チケットの注意事項は必ず読むこと。

LOFTグループの他の箱と、当日の考え方

新宿LOFTはLOFT PROJECTが運営する複数の店舗のひとつである。系列には下北沢SHELTER、LOFT/PLUS ONE、NAKED LOFT YOKOHAMA、Asagaya/Loft A、Loft PlusOne West、LOFT9 Shibuya、ROCK CAFE LOFT、LOFT HEAVEN、Flowers Loftがある。「LOFTで」と言われたときにどの箱か確認する必要があるのは、この店舗数のためだ。チケットに書かれた会場名を正確に読むこと。 当日の組み立てとしては、荷物を駅で預け、住所かマップで場所を確認してから地下2階へ降りる。オールスタンディングの公演が基本なので、開演前に食事を済ませるか、会場内のフードを使うかを先に決めておく。ドリンク代は別途必要になる公演が多い。 終演後は新宿駅・西武新宿駅のどちらにも出られる立地で、深夜まで開いている店も多いエリアである。逆に言えば、終演が遅い公演でも帰る手段と泊まる場所の両方が選べる。遠征での宿の取り方は、OSHI.の遠征の実務の記事も参考にしてほしい。 本稿の数値は2026年9月時点の公式サイトの記載に基づく。メニューの価格や設備は変更されることがあるため、最新の情報は会場公式サイトで確認してほしい。