OSHI. オシドットライブを探す ↗
NEWS
みんなの投稿

会場ガイド / OSHI. ORIGINAL

京都・磔磔 会場ガイド|アクセス、建物の構造、周辺の過ごし方、終演後の帰り方

京都のライブハウス・磔磔(たくたく)に初めて行く人のためのガイド。阪急京都河原町駅から徒歩3分、地下鉄四条駅から徒歩5分という好立地だが、閑静な住宅街にあって目印となる建物が少なく、迷う人が多い。大正6年に建てられた木造酒蔵を改装した会場で、構造もふつうのライブハウスとは違う。行く前に押さえておきたいことをまとめた。

OSHI.編集部 · 2026/10/20

更新日:

京都・磔磔へのアクセスと会場の特徴を記したOSHI.の会場ガイドカード

OSHI.編集部作成のガイドカード(情報:磔磔公式サイト、京都市公式 京都観光Navi) · 画像の出典 ↗

住所と最寄り駅

磔磔の住所は、京都市下京区富小路仏光寺下ル筋屋町136-9。郵便番号は600-8061、電話番号は075-351-1321だ。京都特有の「○○通を下ル」という表記になっているので、住所をそのまま地図アプリに入れるより、店名で検索したほうが早い。 最寄り駅は3つある。阪急京都河原町駅から徒歩3分、地下鉄烏丸線の四条駅から徒歩5分、京阪祇園四条駅から徒歩10分。いちばん近いのは阪急京都河原町駅だ。 JRで京都駅に着く人は、地下鉄烏丸線に乗り換えて四条駅で降りるのが分かりやすい。京都駅から四条駅までは地下鉄で2駅、所要5分程度。そこから徒歩5分なので、京都駅から会場まで15分前後を見ておけばいい。

目印が少ない。迷う前提で時間を取る

京都市公式の京都観光Naviの記事でも触れられているが、磔磔は閑静な住宅街の中にあり、周囲に目印となる建物が少ない。これが初訪問者が迷う最大の理由だ。 外観は瓦屋根と白い壁。夜になると木製の看板にライトが当たるので見つけやすくなるが、まだ明るい時間帯に着くと看板が目に入りにくい。なお入口の左側に出っ張っている部分は、後から設けられたお手洗いだ。 四条通や河原町通のような大通りから一本入った場所にあるため、大通りの喧騒から住宅街に切り替わる感覚がある。初めて行くなら、開場時刻の20分前に最寄り駅を出るくらいの余裕を取っておきたい。整理番号順入場の公演で前の番号を持っているなら、なおさらだ。

大正6年の木造酒蔵という建物

磔磔の建物は、大正6年(1917年)に建てられた木造建築で、もとは酒蔵だった。築100年を超える建物を改装してライブハウスにしている。ライブハウスとしての開業は1974年で、当初はレコード喫茶としてオープンした。 店内は手描きの色鮮やかな看板で埋め尽くされ、大きな木製テーブルや長椅子が置かれている。一般的なライブハウスの、黒く塗られたフラットな箱とはまったく違う内装だ。木造の建物なので、音の響き方にも独特のものがある。 現在の店主は2代目にあたり、2010年頃から店長を務めている。2024年3月から5月にかけては、50周年記念ライブを2か月間毎日開催した。この会場に立ってきた顔ぶれも濃い。国内ではRCサクセション、憂歌団、金子マリ、くるり、キセル、ソウル・フラワー・ユニオン、リクオ、奥田民生、クロマニヨンズ、仲井戸麗市、細野晴臣。海外からはドクター・ジョン、アルバート・キング、ネヴィル・ブラザーズ、O.V.ライト、ウィルコ・ジョンソンらが出演している。

収容人数とロッカーは公表されていない

ここは正直に書く。磔磔の公式サイトには、収容人数、ドリンク代、コインロッカーやクロークの有無についての記載が見つからない。京都観光Naviの記事では「決して大きなサイズとはいえない」と紹介されているが、具体的な数字は示されていない。 したがって、荷物を預けたい場合は会場の設備に期待せず、駅のコインロッカーを使う前提で考えるのが安全だ。阪急京都河原町駅、地下鉄四条駅、京阪祇園四条駅のいずれにもロッカーはあるが、観光客が多い土地柄、週末や行楽シーズンは埋まりやすい。早めに着いて確保しておきたい。 ドリンク代の有無や金額、入場方法については、公演ごとの告知と磔磔の公式サイトで確認してほしい。電話での問い合わせも受け付けている(075-351-1321)。確認せずに現金を持たずに行くと詰むので、小銭は用意しておくのが無難だ。

会場で食べられるものがある

磔磔の特徴として、ライブ前後にフードを楽しめる点が挙げられる。京都観光Naviの記事によると、皿うどんとカレーピラフがいずれも税込700円で提供されている。公演によっては終演後にバー営業もある。 ライブハウスで食事ができる会場は多くない。開場から開演まで時間がある公演なら、外に食べに出ずに会場内で済ませられる。常連客と初めて訪れる客が混在する空間で、木製のテーブルや長椅子に座って待てる作りになっている。 メニューや営業形態は公演によって変わる可能性があるので、公式サイトの「ドリンク・フード」ページを確認してほしい。なお価格は記事掲載時点のもので、変更されている場合がある。

周辺で時間を潰す。四条河原町がすぐそこ

磔磔の立地は、京都の繁華街のすぐ裏手にあたる。阪急京都河原町駅から徒歩3分という距離は、四条河原町の交差点から歩いてすぐという意味だ。 開演前に時間がある場合、四条通沿いと河原町通沿いに飲食店、カフェ、チェーン店が揃っている。錦市場も徒歩圏内だ。物販の列や整理番号の確認で会場前に戻る必要があるなら、会場から5分以内の店を選んでおくといい。 逆に注意したいのは、会場周辺が住宅街だという点だ。開場前の路上で大きな声で話したり、長時間たまったりするのは避けたい。50年以上この場所で続いている会場が周囲との関係を保てているのは、そうした積み上げの結果だ。

終演後の帰り方と、遠方から行く場合

終演後の足は、阪急、地下鉄、京阪の3路線から選べる。大阪方面へ帰るなら阪急京都河原町駅から。JR京都駅経由で新幹線に乗るなら、地下鉄四条駅から京都駅へ2駅だ。 注意点は終電と新幹線の最終だ。平日開催の公演でアンコールまで残り、物販や特典会に並ぶと、新幹線の最終に間に合わないことがある。平日の夜公演で遠方から入る場合、終演後に帰るのか泊まるのかを、チケットを買う段階で決めておきたい。最終の時刻は各社の時刻表で確認してほしい。 泊まる場合、四条河原町周辺は京都市内でもホテルの選択肢が多いエリアだ。ただし観光シーズンと紅葉の時期は価格が上がり、直前では空室が見つからないこともある。日程が決まったら早めに押さえておくのが確実だ。空室状況と価格は予約サイトで確認してほしい。 まとめると、磔磔に行くときに事前にやることは3つ。地図で場所を確認しておく、駅のロッカーを使う前提で荷物をまとめる、帰りの終電か宿を決めておく。この3つを済ませれば、あとは大正6年の酒蔵の中で音を浴びるだけだ。